面白かった本、泣けた本、感動した本、考えさせられた本、役に立った本、好きな本・・・
思い立って、本の掲示板を別に作ってみました。
活字中毒で本好きの私は、毎月結構たくさんの本を読むのですが、
実を言うともの覚えが悪く、哀しいことに読み終えたらすぐに中身を忘れてしまいます。(涙)
それはそれで、同じ本をなんども楽しめて良いとも言えるのですが(笑)、
せっかく読んだ本ですので、心に感じたことを少しでも書き留めておこうかと・・
よければ、皆さんも何か書き込んでやって下さい。RESも歓迎です。
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[40] 君の膵臓をたべたいの感想 Name:異形 (元 通りすがり ) 2017/07/18(火) 14:47 [ RES ]
コマーシャルでみてとても気になったので映画をみる前に原作を読みました。だけども期待ハズレ。思ってたんとちゃう。あくまでも個人的な感想です。

[39] 心理学は学ばない方がいい Name:宮田老 HOME 2016/09/27(火) 00:09 [ RES ]
あなたの常識、本当に正しいと言えますか?

「心理学は勉強するものではない」。

「成長したければ知識は覚えない方がいい」。

「コミュニケーションは練習するほど苦手になる」。

「結局、一番良いコミュニケーションスキルは何?」


★心理学の『取扱説明書』ここに完成しました。

イラストを多く使い、生活の中でも活用できる心理テクニックを各場面ごとに解説付きで紹介しています。


【要注意】尚、本書に記載されています、心理テクニックを使ったことにより生じたいかなる損害について、
著者は一切の責任を負いませんのでご了承ください。



[38] セールスの達人の合法トリック Name:チェイトン HOME 2016/07/10(日) 11:17 [ RES ]
もしあなたが
セールスをする上で、

・自分が話すよりも相手の話を聞く
・まず世間話をし、売り込みに移るのはそのあと
・服装に注意を払い明るく感じのいい態度を保つ

といった

「昔ながらのセールス手法」を意識して使っているのなら
この本「クロージングの心理技術21」はあなたにとって
非常に役立つ一冊になるかもしれません。

http://directlink.jp/tracking/af/1449948/pSw71woV/


あなたは、不思議に思ったことはありませんか?

なぜ、明るい笑顔で、見込み客としっかりと
握手をして信頼関係を築こうとしているのに
逆に警戒されてしまうのか?

なぜ、機転を効かせた雑談力で
顧客のフォローアップを行っているのに、
競合に流れていってしまうのか?

そして…なぜ、見込み客の関心や状況に
合わせてセールストークをしているのに
「買わなくてもいい」というメッセージに
なってしまうのか?


実はこのようなセールス手法は
上っ面のテクニックであって

それを部分的に使って
あなたのセールスを微調整する程度では
結果はいつまでたっても同じなのです。


その一方、不況であろうと競合が増えようと、
どんな環境でも驚くような成果を出す人たちがいます。

実は、そんな高い収益を上げ続けるトップの人たち、
つまり「セールスの達人」たちが使っているのは、
ありきたりの手法やテクニックではないのです。


この本では、そんな彼らだけしか知らない
どんな時でも高い成果を出し続ける特別な「トリック」を
余すことなく公開しています。

悪用すれば、人を操作できる危険な内容ですが、
嘘偽りのないセールスやコミュニケーションで使うのであれば
非常にオススメできる一冊でもあります。


実際、amazon.comのレビューでも、
4.7という高い評価を得ている非常に実用的な本です。


セールスの成約率をすぐに上げたい人は
是非、一度この本をチェックしてみてください。


http://directlink.jp/tracking/af/1449948/pSw71woV/

読んで気に入らなかったら90日間返品保証があるので返品すればいいのでまず読んでみてください。


[37] 江戸前の釣り Name:ひで HOME 2015/02/02(月) 18:55 [ RES ]
ほんとに久しぶりの本の掲示板への書き込みになりました。(^0^)
釣りの方は相変わらず、せっせと通っていて、
本の方も、スマホデビューしてもなお、
通勤電車では文庫本読むほうが好きな活字中毒者なので、
本も次から次へと読み飛ばしてるのですが、
私の最大かつ致命的な欠点は、記憶力の無さ・・・
面白く夢中に読んだ本も、読み終わればすぐに内容を忘れてしまいます。(汗)
まあほんとに、見事に・・(笑)
それで、最近はその欠点を逆手に取って、
昔読んで面白かった(内容は覚えてなくても、面白かったというのは覚えている、はは)本を、もう一度読み直すというのをやっています。
釣りの小遣いも乏しいし、同じ本で何度も楽しめるのは一石二鳥、
一度自分でセレクトしてるので、はずれも無いし(^0^)

落語家の三代目三遊亭金馬師匠の「江戸前の釣り」
この本も、今3度目の読み直しをしてるもので、
釣に行くのが少し億劫な寒い季節に、
釣りの気分や、心地よいうん蓄を味あわせてくれる良い本です。
1月のワカサギ釣りから始まって、タナゴ釣りにフナ釣り、
青ギスの脚立釣り、手長エビ、そして江戸前のハゼ釣り・・
そして、本業が落語家の金馬師匠ならではの語り口・・
つり人社が出してた単行本を2年ほどまえに中公文庫が文庫化した本で
なかなかどこの本屋にでも並んでるものでないと思いますが、
中高年の釣り好き親父にお薦めの一冊です。(^0^)

私は根っからの関西人ですが、
最近は釣りは江戸前の釣り文化に惹かれています。(^0^)
それは月刊「関西の釣り」は、情報誌や実務書的な雑誌なのに対して、
「つり人」は読み物として読める雑誌であると思うのと同じかなあ・・
もちろん「関西の釣り」も良い雑誌だけれど、
こちらは、魚が釣れなかったら記事にならない、
「つり人」は、魚が釣れなくても帰りに良い温泉があったで記事になる、
年くってくると、そのあたりが心に沁みたりします。


[36] 祖父からの贈りもの Name:美和 也寸之 MAIL HOME 2014/11/06(木) 18:44 [ RES ]
著者からの直接投稿です。
20代後半の若くて仕事は出来ないが、昔から女性だけにはモテるイケメン男の物語。
ある女性エステ経営者との出会いをきっかけに、その後の彼の人生が大きく変わる事になる。
女性のボディラインを変えられる不思議な力が、さらに彼の魅力にもなるのだが、その一回り程も上の女性経営者と恋に落ち、人から愛される経営者とはどういう事かも学んで行く。
しかし、その女性経営者はその恋に悩み、交通事故を引き起こし下半身不随になってしまう。
主人公は本当は偶然では無く、この女性と出会うべきして出会ったという事実を知り、それがその女性経営者の祖父が孫を守るために、亡くなった息子、つまりその女性の父親の魂を宿して生まれ変わった男だと知る。
事実を知った主人公は、この力の本当の意味を知ると、自分の命と引き替えにその愛する女性経営者の命を救う、という感動のラブストーリーになっています。
購読のお申し込みは、
http://http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00NWQP0VI?*Version*=1&*entries*=0
280円ですw
私のWebサイトは、
http://road-to-novelist.webnode.jp/
となっています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


[35] ともにさすらいてあり Name:ひで 2010/02/06(土) 01:07 [ RES ]
日記の方にも少し書きましたが、今回紹介するのは野田知佑さんの、「カヌー犬・ガクの生涯」
単行本としては、「ともに彷徨いてあり」の題名で出版されています。
アウトドア好きであれば、野田さんやガクのことを知らない人は居ないと思います。
本は、氏が離婚と引き換えに自由を手にし、カヌーバムとして男の彷徨い人生を歩むところから始まります。
亀山湖畔で暮らす頃にガクと出会い、アラスカのユーコン川をはじめ、様々な川をともに旅するのですが、
だれにも出会わないアラスカの原野を旅すると、人と犬を越えてお互いを分かり合える時が来ることが綴られていて、野田さんはほんとにガクが可愛くて、ガクはほんとに野田さんを好きだったことが、綴られる言葉の隅々に滲み出てきます。
この本だけでなく、野田さんが書く文章は、けっして弱音を吐かない男の文書で、どんな奴が来たって何も言わず投げ飛ばしてしまうような、ほんとにかっこいい生き方なのですが、でも本当は、とても優しくて寂しがり屋な方なのだと思います。
ガクは野田さんと出会ったことで、アラスカのユーコン川をはじめ、様々な川を一緒に旅し、アラスカの原野を駆け巡り、熊を追いかけ、追いかけられ、大きなサーモンの頭をガツガツ食べ、ある時にはアラスカインディアンの村に預けられたり、また第2の父として椎名誠さんの家にもやっかいになったりと、ほかの犬にはとてもできないような経験をします。
野田さんも、ガクも、ほんとに羨ましい生き方です。
犬の一生は短く、野田さんは、ガクが死んでしまったあとも、ガクの息子達やほかの犬達と、変らず川を旅する生き方を続けられていて、その様子はアウトドア誌なんかにも連載されたりしていますが、でも野田さんが誉める犬は今もガクだけです。
ガクの毛皮は野田さんのチョッキになり、歯は第2の父であった椎名誠さんが持っています。
ガクは椎名さんに会うと、飛びついて椎名さんをあま噛みするのが癖だったとかで、椎名さんはガクの形見にこの歯をもらったそうです。


[34] 仕事道楽 Name:ひで 2010/01/11(月) 00:09 [ RES ]
「仕事道楽(スタジオジブリの現場)」、著者は鈴木敏夫氏
スタジオジブリは勿論、あの宮崎アニメの製作会社で、鈴木敏夫さんは宮崎駿監督、高畑勲監督を抱えるスタジオジブリの代表取締役プロデューサーです。
スタジオジブリ設立に至る経緯や、高畑ー宮崎コンビを軸に作ってきた数々のアニメ作品の製作現場の様子、両監督の強烈な個性等が紹介されていて、とても面白いです。
ちなみに、高畑監督作品はアルプスの少女ハイジや母を訪ねて三千里、蛍の墓などがあります。
風の谷のナウシカは高畑さんがプロデューサー、宮崎さんが監督でした。
高畑さんと宮崎さんは東映時代からの先輩後輩の関係なのですが、
鈴木氏曰く、高畑ー宮崎コンビはほんとうにおもしろい関係で、
宮崎さんはじつはただ1人の観客を意識して映画を作っていて、宮崎駿が一番作品を見せたいのは高畑勲だそうです。
これを読んで、人というのは可愛いものなのだと改めて思いました。(^0^)
人は、上司であったり、先輩であったり、あるいは嫁さんであったり、お父ちゃんやお母ちゃんであったり、先生であったり、監督やコーチであったり・・・、自分が思うだれかに誉めてもらいたくて、がんばったりするものなんですよね。
たとえ、あの宮崎駿であっても。


[33] 西の魔女が死んだ Name:ひで 2010/01/06(水) 23:12 [ RES ]
梨木香歩さんもとても好きな作家で、今回は、「西の魔女が死んだ」を紹介します。
いじめで不登校になってしまった主人公の「まい」と、西の魔女(英国人のおばあさん)が、野いちごのジャムをたくさん作って、せっせと瓶詰めするシーンが出てきます。
日本人のおじいさんと結婚したおばあさんの日本での暮らしは、まさにナチュラルカントリーライフ、季節の移り変わりを楽しみながら、質素に、けれど活き活きと生きる姿がかっこいいです。
野いちごについて、少しだけ説明すると、
仲良しのおじいさんが亡くなっておばあさんは山里で一人暮らしになるのですが、
寂しい思いで暮す中、おじいさんが亡くなった次の年のおばあさんの誕生日に、いつもの散歩道の途中で一面の野いちごが咲いているのを見つけ、これはおじいさんからのプレゼントだと、おばあさんは、その場でうずくまって泣いてしまいます。
その年から毎年咲く野いちごを摘んで、砂糖をたっぷり入れたジャムを作るのですが、おばあちゃんが大好きな「まい」は、せっせとジャム作りを手伝って、やがて元気を取り戻します。
ラストで登場する、西の魔女から東の魔女(まい)への魔法のメッセージがまた洒落ています。


[32] 風が強く吹いている Name:ひで 2010/01/05(火) 23:24 [ RES ]
最近はめっきり存在が薄くなった紅白歌合戦よりも、正月を感じさせてくれる一つに箱根駅伝があります。
実は私は中学、高校と陸上部だったので昔からのファンで、当時は確か、大東文化大の大久保選手が山登りの神様だったと思います。
しかし、去年、今年と衝撃的な走りを見せた東洋大の柏原選手、ほんとに怪物ですね。
ほれぼれする走りっぷりに痺れました。
その昔、私も中長距離を走ってたので、駅伝にも何度か出ましたが、中学の時の駅伝大会でアンカーで4人抜きをしたことが、今でも良い思いで、小さな自慢です。(^0^)

で、今回紹介する本は、「まほろば駅前多田便利軒」で直木賞を取った三浦しをん氏の、「風が強く吹いている」
陸上無名大学の学生である、竹青荘という格安下宿に住む個性あふれる10人が、箱根駅伝で走ることを目標に一心に突き進む物語で、リーダーのハイジに皆が気持ちよく乗せられて熱中していく様が可笑しく爽やかで、読んでいるとずんずん感情移入してしまいます。
物語に出てくるタイム設定あたりも、なかなかツボを得ていて秀逸です。
速い選手でなく、強い選手になれ、
良いなあ(^0^)

陸上競技ものの書き物はとても少ないのですがせっかくなのでもう一つ、
佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」
これも文句なしで面白いです。
たしか2〜3年前の書店の店員さんが選ぶベスト1に選ばれたと思います。


[31] モノレールねこ Name:ひで 2009/07/22(水) 00:27 [ RES ]
本屋の新刊文庫の棚で「ザリガニの話で泣くなんて思いもしなかった」と帯が付いた本を見かけ、思わず手に取りました。

表題の「モノレールねこ」を始め、8編の短編が入っています。
そのいずれもが、夫婦や親子、恋人、友達・・大切な人との絆が描かれていて、とても優しい小説です。
なかでもやはり、お父さんにバルタンと名付けられたザリガニの話、「バルタン最後の日」がよかったです。

優しいけれど少々トロくて友達に苛められるフータ、
家族思いだけれど仕事の人間関係に疲れているお父さん、
何も言わないけど悩んでるのがわかる二人を、元気づけょうと決心して「おてもやん」になったお母さん、
そして家族の一員としてザリガニなりに、みんなを守ろうとするバルタン・・・
一息に読んで気がつけば、私もザリガニの話で泣かされていました。(^0^)


著書を見てみると、作者の加納朋子さんは、数年前の夜遅くにやってたテレビドラマ「てるてるあした」の原作者でした。
夜中のドラマは時々面白いのがあり、このドラマは結構楽しみにしていました。
次はこれも読んでみようと思います。


[30] 銀河鉄道の夜 Name:ひで 2009/07/19(日) 23:30 [ RES ]
久しぶりに本の掲示板で紹介するのは、「銀河鉄道の夜」
宮沢賢治の本は、子供の頃にほとんどの人が読んでると思うので、なにを今更という感はあるのですが、
実は宮沢賢治の本は、いい年になってからもう一度読み返すと、ほんとに良いです。

表題の「銀河鉄道の夜」は、学校で仲間はずれにされた貧しいジョバンニと、親友だったカンパニョラが、ケンタウル祭の夜に銀河鉄道に乗って旅をする物語、
内容をあらためて書くまでもないのですが、銀河で鳥を捕る男、蠍の火、道中で乗ってくる不思議な乗客や銀河の星達の様子が、本を読めば目に浮かび、自分も一緒に銀河鉄道に乗って旅しているような、そして一緒に夢を見ているような気分になります。
銀河鉄道の夜が、こんなに幻想的でそして哀しい話だったことにあらためて気がつきました。

この作品以外のものも、順々に読み返していますが、勿論どれもこれも素晴らしく、
宮沢賢治以上にファンタジーを描ける人は、他に居ないのではないかと思います。


[23] 釣りと旅と Name:ひで HOME 2008/08/24(日) 01:19 [ RES ]
本の掲示板への書き込みが半年ほど止まっていました。
その間も活字中毒の私は、数えきれないぐらい本を読み、読み終わったら内容は速攻で忘れることを繰り返しているのですが(笑)、
すべて忘れるのはもったいないので、やはり備忘録として少しでも記録を残しておこうと思います。(^0^)

今回紹介するのは、一作家の本ではなくて、今昔の釣に纏わる小説やエッセイを集めた文学集です。
日本の釣り文学>作品社
第1巻 「釣りひと筋」
第2巻 「夢に釣る」
第3巻 「まぼろしの魚」
第4巻 「釣りと旅と」
第5巻 「釣りと人生」
第6巻 「釣り師のこころ」
第7巻 「釣りの不思議」
第8巻 「名人の技」
第9巻 「釣り話、魚話」
別巻1 「魚の歳時記」
別巻2 「近世・釣り文学」
全9巻+別巻2冊、計11冊には、西園寺公一、井伏鱒二、坂口安吾、開高健、湯川豊、畑正憲、小田淳、椎名誠・・・釣り好き、魚好きの数々の作家の珠玉の文書が散りばめられています。

東京の某書店には全巻揃って書棚にあって、東京出張の時に1冊づつ買って帰るのですが、まだ写真の4冊を読んだのみ。出張時の財布の中身とも相談しながらぼちぼち揃えていくつもりです。
各巻のタイトルを読むだけで、なかなかわくわくするのですが、
私が一番最初に買ったのは、第4巻 「釣りと旅と」です。
2冊目は第8巻 「名人の技」、皆さんは、どのタイトルが一番ヒットしますか?(^0^)


[24] RE:釣りと旅と Name:ナマジ 2008/08/24(日) 21:23
「釣りひと筋」が私にはグッときますね。
こんなシリーズがあるんですね。「釣りひと筋」ぜひ探して読んでみます。

[25] RE:釣りと旅と Name:ひで HOME 2008/08/24(日) 22:56
ナマジさん、さっそく書き込みいただきありがとうございます。
二宮金次郎が店先に立ってる本屋に並んでますので時間がありましたら是非。(^0^)
10年ほど前に初版が刷られた切りのようなのですが、私が買った巻は補充されてるので、出版社に在庫はあるようです。

[29] RE:釣りと旅と Name:Beringia 2009/06/02(火) 23:31
約1年遅れのレスでスイマセン。

素晴らしいシリーズを教えていただき、ありがとうございました。新品は高いので、古本サイトをうろうろしていたら、手頃な値段でシリーズが出ていたので、大人買いしてしまいました。

これで当分本には不自由しなくて済みそうです。

大感謝です。ありがとうございました。


[28] 紫禁城の黄昏 Name:ひで 2009/01/25(日) 12:22 [ RES ]
今回紹介するのは、「紫禁城の黄昏」
ラストエンペラー、少年皇帝、清国最後の皇帝溥儀に、唯一の外国人の帝師(専任教師)として10余年間仕えた、
イギリス人(スコットランド人)、R.F.ジョンストンの手記を翻訳したものです。
言うまでもなく、皇帝溥儀は後に日本が樹立に大きく関わった満州国の皇帝となり、
日本の敗戦により最後は中国の一市民として波乱の生涯を終えます。

本書は、ジョンストンが1919年に溥儀の帝師となる以前の1898年頃、
それは日清戦争に破れた清国で光緒帝(溥儀の伯父で前帝)が、識者の康有為の提言で進めようとした改革運動を西太后が潰した頃から、
日露戦争や辛亥革命を経て、1931年の満州事変の後、溥儀が満州国の執政(2年後に皇帝)として招請を受けるまでの34年間について、イギリス人の眼で見た中国と清王朝について記されています。
なお、ジョンストンは1938年に故郷で亡くなっており、太平洋戦争の始まりには立ち会ってはいません。

戦勝国が敗戦国を裁いた東京裁判での歴史観により、当時の日本が中国を舞台にいかに酷いことをしたのかという視点でのみ歴史が省みられますが、
少なくともジョンストンは本書の中で、日本を悪く言っていない(むしろ敬意さえ持っていた)ですし、満州族が打ち立てた清朝最後の皇帝である溥儀は、満州国の皇帝に望んで就いたことも理解できます。
また原文は、日本が世界から孤立を強めていく1930年代の初めに発表されたものですが、日本が国際社会から孤立していく重要な道標となった「リットン調査団報告書」の内容への疑念も書かれているなど、当時を記す書としては異色の、そして非常に興味深い記録です。
写真の下にあるような、当時の日本の歩みを記す記録等も合わせて読んで、立場の違い、視点の違いを考えて読み比べていくと一層興味深い書です。
ただし断っておきますが、当時の日本の行いが正しかったと言うつもりではありません。いかなる背景、理由があろうとも戦争や侵略に正義などなく、あるのはエゴのみです。

現代に暮す我々は、今の中国がこの国の本来の姿だと思ってしまいがちなのですが、それは中国の長い歴史の中のごく一部分である、共産党革命以降の中国でしかないことに気がつきます。
当たり前のことですが、中国の4000年の歴史は途方もないもので、我が国の建国から現在に至るまで極めて重要な隣国であることも当然です。
本書は、発表当時から70年を経て、2005年に翻訳出版されましたが、昨年秋に文庫本化されましたので、是非一度読んでみてください。


[26] 四万十川 あつよしの夏 Name:ビッグアイマン 2008/10/13(月) 21:51 [ RES ]
あっちこっちに投稿して申し訳ないです。
私も本がすきです。やはり魚と水に関したものが。
特にお気に入りをご紹介します。四万十川のほとりの貧しい家庭で育ったあつよしの物語ですが随所に四万十の風景がちりばめられ、行ったことがなくても心の中に景色が浮かびます。著者は郵便局員だったそうです。だいぶ前にテレビドラマにもなりましたがそれも良かったです。
ひでさんは本も造詣が深かったのですね。ぜひぜひそちらの方面でもお友達にさせてください!


[27] RE:四万十川 あつよしの夏 Name:ひで 2008/10/20(月) 01:12
ビッグアイマンさん、
本の掲示板への投稿ありがとうございます。
自分の掲示板なのにこのところ巡回を怠っていて、今頃読ませて頂きました。(汗)
郵便局員さんが書いた四万十川、よさそうですね。
読みたくなって、実は早速、アマ○ンで注文しました。

[22] 日没国物語 Name:ひで 2008/02/11(月) 23:51 [ RES ]
今回紹介するのは、もう随分前に読んだ本なのですが、思い立ってもう一度読み返してみました。
所謂、ユートピア論で、丁度同じ頃に出た井上ひさし氏の「吉里吉里人」もとても好い本で面白いのですが、それよりも、もう少しばかり生真面目な本と言えるかもしれません。
著者の原秀雄氏は、元検事をされていた方です。

舞台は日本の東北地方、主人公は横浜に住む中学生の平四、時は1974年・・・
日本が敗戦した1945年、連合国は北緯38度線以北の本州を広大な社会実験地帯として鎖国化させ、日本をはじめ他国とも50年間一切の関わりを無くして、文明や人類の進歩等がどのようになるのかを実験しています。

日本の側の横浜で生まれ育った平四は、受験戦争や色々なストレスを抱え生活がいやになったのと、強い好奇心から、夏休みの初め、国境地帯を強行突破して、彼の地、「日没国」へ潜入しました。

日没国では、平四を国初の客として受け入れてくれるのですが、夏休みの間中色々な体験をし、日本やさらに世界の国々とあまりも違う、国の仕組み、人々の暮らし、考え方を知り、そして強い感銘を受けます。

日没国根本法(憲法)の三原則は、
(1)自然に対して謙抑であること、
(2)人口を抑制すること、
(3)欲望を節制すること、
自由や平等はその次にくるものとされています。
そして、商人の国ではなく、農民の国として国民全員の第1の職業は農業、空いた時間を使って、第2の職業として工業や研究者、医者、教師等に携わっています。
詳細は、読んでの楽しみにしておきますが。(^0^)

少々説教臭く、禁欲的で、息がつまりそうに感じる場面もあるのですが、環境破壊が進み、人口が増え続けている地球の現状を思うと、自由よりも謙抑であることの大切さに同意してしまいます。

農業をすべての基幹とする日没国での暮らし、
平四の一日をたどれば、早朝の畑仕事と収穫、質素でも働いた後のとびきりの朝食、読書をし、暑い日中には、きれいな川で水泳し、冷たい水で体が冷えれば砂地に腹ばいになって体を温め、また泳ぐ、健康そのものの生活描写がほんとに心地よく、読んでいるだけで体も心も健康になる気がします。

マルサスの人口論、それからトルストイのイワンの馬鹿が物語中、引き合いに出されていますが、
物づくりから遥か遠く離れたところで、巨額の富が動く今の世界は、本能的におかしいと思うのは私だけでないと思います。

農業国と商業国、
この前には稀代の大商人である高田屋嘉平を主人公にした「菜の花の沖」を紹介しましたが、嘉平は大商人であり大富豪ですが、自分の役割は、農業や漁業のものづくりを支える廻り舞台を下で支えていたのだと半生を振り返っています・・・


[21] 菜の花の沖 Name:ひで HOME 2007/12/16(日) 15:52 [ RES ]
司馬遼太郎の歴史小説はどれも素晴らしくて、読み始めたら止まらないのですが、
その中から「菜の花の沖」
時は江戸時代、淡路島の五色出身で、貧しい生まれから廻船の水夫、船頭、そして船持ちとなり、北前船で身を興した稀代の豪商、「高田屋嘉兵衛」の生涯を綴った物語です。
高田屋嘉兵衛は、函館を興したことでも有名で、学生時代の一時期を函館で過ごし、淡路にも縁がある私は、2重の親しみを覚えてしまいます。
嘉兵衛のもう一つ有名な出来事として、後年にロシアの軍艦ディアナ号に国後沖で囚われの身になった(実はこの前年に同船の前艦長ゴローニンが逆に日本に囚われたのでこの捜索と報復にやってきた)ものの、艦長のリコルドとの間に芽生えた厚い友情により、日本とロシア外交橋渡しをし、遂にはゴローニンをロシアに送り返し、嘉兵衛自身も日本に戻ることができました。
実は、金曜日の朝刊に、世界自然遺産となっているカムチャッカの山に、
カヘイ、ゴローニン、リコルドの3人の名前が付けられることになったという記事が出ていて、この本を紹介しようと思いました。
ロシアもなかなか味なことをしてくれますね。(^0^)
そしてあらためて嘉兵衛の偉大さが偲ばれます。
題名の「菜の花の沖」ですが、
晩年になって嘉兵衛は故郷の淡路島に戻り、春になると菜の花が海を残して一面に咲く家で暮らしたのですが、村の人が「嘉兵衛さんは蝦夷地で何をしてたのか?」と聞くと、「この菜の花だ」と・・
「菜の花は、実を結べば六甲山麓の水で水車を動かしている搾油業者の手に売られ、そこで油になって諸国へ運ばれる、たとえば遠く択捉島の番屋で夜なべの網繕いの手もとを照らしている。その網で獲れた魚が、肥料になって、淡路の畑に戻ってくる、わしはそういう廻り舞台の下の奈落にいたのだ、それだけだ」と言ったそうです。


[20] 遠野物語 Name:ひで 2007/12/07(金) 00:09 [ RES ]
少し前に宮本常一さんの本を紹介しましたが、民俗学といえばやはりこの方、
私が住む兵庫が生んだ偉大な民俗学者である柳田国男氏。
「遠野物語」は、明治の終わり頃、氏が岩手県遠野の佐々木鏡石君から聞いた遠野に言い伝わる話を、文書として記録したものです。
明治の終わり頃は、まさに西洋が日本人の憧れの的だった時代・・
冒頭献辞で、「この書を外国にある人々に呈す」と記されていて、これはそのとおり外国人に日本を知ってもらいたいとの意であるとともに、当時の西洋かぶれの日本人への批判にもなっているとされています。
また、序文にも「思うにこの類の書物は現代の流行にあらず。」と自ら記されていて、そういう時代に、氏が日本の民族学というものを懸命に創始されたことが偲ばれます。
カッコウとホトトギスは昔姉妹であったこと、各家庭で祀るオクナイサマの話、猿ケ石川の河童、河童の子を孕んだ女の話、空飛ぶ天狗など119の話が綴られています。
写真にある本の表紙の絵は、女児二人の「座敷わらし」
ある男が、橋のほとりで見馴れない二人の女児に逢い、「どこから来たのか」と聞くと、「誰某の処から来た」と答え、
では「どこに行くのか」と聞くと、「何某の家に」と答えたという、
それから久しからずして誰某の家は死に絶え、何某の家は豪農として立派に暮らしているとのこと・・・
この本には、この遠野物語のほかにも、女の咲顔(えがお)、雪国の春など、繊細な日本の文化について論じた珠玉の文書が載せられています。
実のところ、このHP見ていただいたらわかるとおり、私は相当外国物好き(特にアメリカもの)なのですが、
でも、やはり歳取ってきたのか、はたまたこれが今の流行なのか(笑)、自分の国である日本のことがとても気になります。(^0^)


[19] 八丈島より愛を込めて Name:ひで 2007/12/05(水) 00:00 [ RES ]
根深さんと同じく青森出身の釣師と言えば、パパ大津留
「八丈島より愛を込めて」は、ソルトワールド誌に連載されてる同名のエッセイを文庫にしたものなので中身を読んだことがある方は多いと思います。
青森から上京してジャズミュージシャンとして若き時代を過ごし、40歳を過ぎて釣がしたくて八丈島に移り住み、釣宿「パパズイン」を営み、もう60歳を超えているというのに10オンスのジグをしゃくりでかいカンパチを釣る・・・
ほんとにかっこいい、憧れのおっさんです。(^0^)

追:
2008年秋に竜飛岬沖で、113kgのクロマグロを、キャッチされたと聞きました。
しかもキャスティングでなく、ジギングで潜られての9時間15分のファイトです。凄いとしか言い様がありません。


[18] 釣り浮雲 Name:ひで 2007/11/14(水) 00:36 [ RES ]
次に紹介するのは、根深誠さんの「釣り浮雲」、
根深さんは、著名な登山家でエベレストに登られ、冒険家の故植村直美さんがアラスカで遭難した時には捜索隊にも加わられた方です。
一方で青森在住の氏は白神山地で計画された青秋林道の建設に、身を賭して反対運動をされ、白神山地が世界自然遺産に登録されるのに大きな役割を果たされた方です。
実はこの本の前に、氏の「白神山地をゆく」という本を読んだのですが、白神山地の源流での釣のことや、マタギのこと等、惹きこまれる内容で、是非ほかの本も読んでみたくなってこの本を手に取りました。
本は氏が足掛け3年かけて日本中の渓流でイワナやヤマメを釣歩いた紀行文なのですが、読めばその情景が目に浮かび、一緒に釣をして、渓のほとりで魚を焼き、酒を飲み交わしているような気分になれます。
しかし、道中でお世話になった人や出会った人、さらには氏の息子さん等への記述が、時としてはとても辛口であったりして、こんな風に書かなくても・・と思うところが時々あり、ひょっとして少々嫌な人なのではとも思いながら、でも面白くてあっという間に読み進んだのですが、
本の最後の結びの文が沁みました。
旅の終わりの列車の中、次の行で結んでありました。
「やがて鼠色に暮れていくさまを眺めながら、私はビールを飲んでいた。
そして、視線を自分の座席の窓に転じると、外の暗闇に私の貧相な顔が映っている。
うだつの上がらないみすぼらしい顔、過度の飲酒のせいか艶のない顔、白髪の目立つ頭、五十路をとうに超えて、人生で得るものもなく失うものの多い、諦観の境地にちかづきつつある顔だった。」
最後の結びで、自分にこそ一番辛口の評をされる氏は、嫌な人ではなく、決して飾らない正直な人なのだなあと思い直しました。
けっして得な生き方をされてはこなかった氏の人生は、男の孤高な人生なのでしょう。
読み終わって、もっと別の本も読みたくなりました。


[17] 日本の村・海をひらいた人々 Name:ひで 2007/10/15(月) 00:40 [ RES ]
しばらく本の掲示板に書き込んでなかったのでなにか1冊と、つい最近、出張帰りの新幹線で読んだ本を紹介します。
「日本の村・海をひらいた人々」、
所謂民俗学の本で著者の宮本常一さんは20数年前に既に他界されています。
はっきり言って、特に読んでわくわくする本と言うわけでもなく、若い人には退屈で面白く無い本だと思うのですが、
時にはこんな本を読むのも、実は良いものだと近頃になって思うようになりました。
つまりは年取った(笑)のですが、若い頃にもっと興味を持ってたらなあと今頃思いますので、若い人にも・・・

本には著者が戦前戦後に日本中を旅して見聞きした農村や漁村の風土が綴られています。
原本は昭和40年代に出版されたのですが、10年ほど前に文庫化されています。
家の屋根の形のこと、道祖神や地蔵様のこと、畑と畠の違い、災いを持ち去ってもらうための人形、綱引きは本来は神事であったこと、農業は除草と肥料が大変だったこと、鯨漁の発展の歴史、中国から買い入れたテグスを売り歩きながら釣法を津々浦々に伝授した堂の浦の漁師の話、イワシが獲れなくなって蝦夷のニシンが肥料に使われ北前船で運ばれたことなど、
我々の国である日本の成り立ち、先祖が積み上げてきた文化や風習、生活の知恵、
それはほんの少し前の日本の姿なのに、大きく変化した現在の国の姿、人々の心に気が付きます。
昔がすべて良いということではありませんが、失ってはいけないことも多くあり、
それを判断できるためにも、もっと我々の国のことを知らなければならないように思います。


[16] 昭和史 Name:ひで 2007/08/21(火) 00:01 [ RES ]
毎年夏になると本屋には戦争をテーマにした本が並びます。
私もその度に、気になる本を手にし、しばし貪り読みます。
その中で今回紹介するのは、水木しげる氏のコミック「昭和史」全8巻、

戦争をテーマにした本は、たとえ反戦をうたうものであっても、ややもすれば哀しみすらも美化し、愛する人、愛する国のために散った人達の物語となったりすることが多いのですが、
この本では、ラバウルで片腕を失い、マラリアで生死を彷徨い、敵と戦い、そしてそれ以上に本来は味方であるはずの上官や古兵のいじめに会い、それでも奇跡的に生き残った自身の経験がそのまま模写されています。

戦争の現実は、ただひたすらに悲壮で陰惨であり、情けなく、救いがないことが、水木氏独特の漂々としたタッチで描かれています。

太平洋戦争が終わって62年、勿論私は戦争を経験していない世代ですが、
戦争だけは、いかなる理由、大義名分があろうとも、馬鹿にされようとも、卑怯ものになっても、絶対にしてはならないと心に誓います。

何かを背負って敵と戦うことは、一見かっこよく、美しく思え、人は集団としてそれに流されしまう生き物なのですが、それは本当に危ういことであり、一方でその蓋を開けてしまわない限りは、それを冷静に判断する力も人は持っているはずです。
でも蓋を開けて追い詰められれば結局、人は人を殺し、人を食らい、鬼にも畜生にもなってしまうのです。
だから、決して開けてはいけません。


[15] ちんぷんかん Name:ひで 2007/08/09(木) 01:04 [ RES ]
そろそろ楽しい本をと、次に紹介するのは畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズ、
第1弾の「しゃばけ」から、この夏に出たばかりの「ちんぷんかん」まで、計6冊が刊行されています。
江戸一繁華な通町に店を出す廻船問屋兼薬種問屋、長崎屋の跡取り息子一太郎(若だんな)は、生まれつき病弱で、それはそれは甘い両親や手代の兄や達に守られて育ちます。
実は若だんなの祖母は、齢三千年の大妖で、若だんなは妖の血を引くので、普通の人には見えない妖が見えます。
小鬼の鳴家や、屏風覗き、付喪神の鈴彦姫、猫又、貧乏神等・・・
若だんなのお世話をする手代の兄や2人も、実は犬神と白沢という強い妖です。
これらの登場人物が、毎回ドタバタ劇を繰り広げる物語は、掛け値無しに面白く、読み始めると夢中になって読んでしまいます。(^0^)
私は小説はできるだけ文庫本が出てから読むようにしていて、「しゃばけ」も最初の3冊は文庫本が出てから買いましたが、その後の3冊は、早く読みたくて我慢しきれず、ついハードガバーを買ってしまいました。
嫁さんも大ファンです。ほんとに楽しい本ですよ。


[10] ハワイイ紀行 Name:ひで 2007/08/04(土) 00:42 [ RES ]
2つ前に、星野さんの支援者として湯川さんの本を紹介しましたが、もう1人池澤夏樹さんの本を紹介します。
「ハワイイ紀行」、
ハワイは、正確にはその綴り(Hawaii)のとおり、ハワイイと言うのが正しいこと。
ハワイイはいかなる大陸からも遠く孤立した地理的位地にあり、火山活動のマグマで生まれた島は今も生み出され、東から西へ移動していること。
フラダンスは、ほんとはフラと呼ぶのが正しくて、神々の前で踊り、手や足の動き、顔の表情で詩的感情を表現する行為であること。
文字がなかったハワイイでは、物事を伝えるため、韻を踏んだ詩にしてまとめ、それに振りをそえてフラとなったこと。
レイはただの飾りでなく、自然からマナ(霊力)を引き出すため、薬草や花など色々な役割や意味を持った植物、貝殻を集めて作るものであること。
18世紀末にやって来たキャプテン・クックがハワイイ社会を変えてしまったこと。
ハワイイ全島を統一したカメハメハ大王のこと。
サーフィンのこと。
マウイ島、フキパを舞台にしたウインドサーフィンのこと(ウィンドサーフィンに狂っていた20代の頃、フキパは憧れの地でした)。
結構分厚い本なのですが、
木陰で少しづつ読めば、ハワイイの風が心地よく吹いてきて静かに心に染み入る気がします。


[11] RE:ハワイイ紀行 Name:moriwo 2007/08/04(土) 22:48
家内は、最近フラダンスを習いに行っています。
フラは”手話”だと言っていました。

中年のオバチャンたちが大勢集まって、フラを踊っている姿を想像して下さい。
寒気、いや納涼気分満点です。(汗)


[12] RE:ハワイイ紀行 Name:ひで 2007/08/05(日) 22:36
Chak-Oさんはフラダンスを習われてるんですか、素敵ですね。
それなら、この本はきっと面白いと思いますので、お奨め下さい。
本屋ではあまり見かけないかもしれないので、よろしければお貸ししますよ。
「うらぼんえ」も好みが合いましたし、私は「ハリーポッター」も大好きです。(^0^)

[13] RE:ハワイイ紀行 Name:moriwo 2007/08/06(月) 15:45
家内に、うっかり「ハワイイ紀行」の話をしたら、
「どれ、見せて・・・」
と言われました。(汗)
何とかうまく誤魔化しましたが、もうちょっとで私のレスを読まれるところでした。
危ないあぶない。


[14] RE:ハワイイ紀行 Name:ひで 2007/08/06(月) 22:57
これこれ、うちの板で夫婦喧嘩してはだめですよ。(笑)
こんど一緒に釣り行く時に本をもって行きますので!!
ところで、
7月の徳島、写真がアップされてましたよ。

[9] それでも生きる子供たちへ Name:ひで 2007/07/23(月) 00:24 [ RES ]
5つ目は、本ではないのですが、今日観てきた映画を紹介します。
「それでも生きる子供たちへ」
内戦や貧困のなかで子供たちが懸命に生きる姿を7本の短編で描いたオムニバス映画です。
ルワンダで少年ゲリラに参加するタンザ、ブルックリンでHIVに感染して生まれた少女ブランカ、サンパウロで廃品回収して自活する幼い兄妹ビルーとジョアン、子供を集めて働かせ搾取する大人の下で花売りの仕事をするシャオマオ・・
この映画を観て、可哀そうと思うのでなく、極限の中でそれでも必死に生きようとする子供たちの輝く生命力を感じてほしいとパンフレットにはあるとおり、悲壮な環境にありながら、なお希望を捨てずに生きる子供たちの姿があります。
各地で順次公開中(神戸では今、ハーバーランドのシネカノン神戸で上映しています。)、
ユニセフと国連世界食糧計画(WFP)も協力していて、監督の報酬は無し、配給収益の9割はWFPに寄付されます。
よろしければ、是非観に行って下さい。


[6] イワナの夏 Name:ひで 2007/07/16(月) 01:27 [ RES ]
3冊目に「旅をする木」を紹介しましたが、文芸春秋から出たこの本の編集者であり、また星野さんの支援者でもあった、湯川豊さんという人がいます。
実はその湯川さんは、相当な釣り好きで、自らも渓流釣のエッセイ等を書かれています。
で、本の紹介4冊目で、ようやく釣りの本が出てきました。

「イワナの夏」、
イワナのもっとも堅固な隠れ家は昔の中である・・で始まる表題作を含め、全部で11の短い釣の話(渓流のフライフィッシング)が入っていて、どれもなかなか心地よいです。

その中のヤマメ戦記という話に次のような一節があって、私のお気に入りです。
だいたいヤマメやアマゴはサヨナラを言いながらフライに出てくるようなところがある。
あるいはサヨナラを言うためにだけ出てくるようなところがある。
イワナのほうは、スレたやつでも不機嫌そうなやつでも、いちおうコンニチハという感じで出てくる。
だから不運にして出てきたやつが釣れなかったときは、ちょっとテレ笑いなど浮かべながら、じゃサヨナラねと挨拶を返してやる余裕がある。
初めからサヨナラを言いながら出てくるヤマメやアマゴにほんとにサヨナラされた時は返す言葉がないわけだ。
ただただ面目丸つぶれ・・・
良いでしょう。(^0^)


[7] RE:イワナの夏 Name:インチキ博士 2007/07/16(月) 21:31
ひでさん

何を隠そうボクをバンブーロッドに走らせた原因は、この湯川さんがフライの雑誌に書いた「終わりなき熱狂」という文章です。

さすがに編集者だけあって、読者がどうしたらバイトするか、完全に勘所を押さえていますね。

紹介された「イワナの夏」も、エッセイなのか、小説なのか、微妙な内容ですが、読み始めたらとまりません。。。おかげで、湯川本が4冊も集まってしまいました(汗)。

また、面白い本の紹介よろしくお願いします。



[8] RE:イワナの夏 Name:ひで 2007/07/17(火) 23:36
博士、
そうでしたか、どうやら湯川さんは罪作りな人のようですね(笑)。
湯川さんといい、あるいは村田久さんといい、フライされる人の、静かなエッセイ(小説)は、なかなか良いですね。
渓流の釣りは山歩きと同じで、山や森や渓の持つ癒しの力で、心や体を綺麗にする効能があるように感じます。
ソルトだと、もっと生臭くなって、それはそれで魅力的なのですが・・

[2] 角筈にて Name:ひで 2007/06/30(土) 01:44 [ RES ]
浅田次郎ついでにもう一つ、「鉄道員(ぽっぽや)」
直木賞受賞作で、高倉健、広末良子主演で映画にもなった、氏の代表作と言えます。
で、この話も勿論とても良いのですが、この本には8編の短編が入っていて、「鉄道員」以外にも、なかなか良いのがあります。
中でも私が好きなのは、「角筈にて」と「うらぼんえ」・・

「角筈にて」は、
8歳の時に父に捨てられた主人公恭一(母はその前に亡くなっています)が、それでも父を慕い、父が戻ってきた時に誉めてもらえるような立派な大人になろうと、一生懸命勉強して良い大学に入り、大企業で出世をするのですが、あるプロジェクトの責任を取って左遷の憂き目に会います。
そして、妻とともに日本を立つ日に、当時のままの姿をした父の幽霊と会います・・・

「うらぼんえ」は、
両親に捨てられた主人公のちえ子が、祖父母に育てられるのですが、大学生の頃には祖父母とも死に別れ天涯孤独の身となります。その後、ちえ子は結婚しますが、夫の愛人に子供ができ、離婚の話となったときに、夫や夫の親、兄らはとても姑息で、ちえ子を庇う身内が居ないのをよいことに、ちえ子の責任で離婚するように仕向けようとします。
そこへ、ちえ子をほんとに可愛がっていた祖父の幽霊がやってきて・・・

どちらもあとは、読んでのお楽しみに。(^0^)


[4] RE:角筈にて Name:moriwo 2007/07/14(土) 14:38
ひでさん、こんにちは。
元文学少女のChak-Oの一番のお薦めは「うらぼんえ」だそうです。

南国行き、残念でしたね。
でも、ひでさんのことだから、きっと・・・。


[5] RE:角筈にて Name:ひで 2007/07/15(日) 03:12
moriwo様、
Chak-Oさんもお薦めですか、良かったです。(^0^)
浅田次郎の小説は、言うなれば任侠ものなので、話によっては、女性は好き嫌いがあるかもしれないですが、「うらぼんえ」は、ほんとに小気味良いですね。

来週末はいよいよ徳島、楽しみです。
近い内に集合時間、場所等、相談させて下さい。

[3] 旅をする木 Name:ひで 2007/07/12(木) 20:30 [ RES ]
3冊目は「旅をする木」、
アラスカを終の棲家とし、カリブーを、オオカミを、クマを、アラスカに生きる人達を見つめながら、写真家星野道夫さんは、まさに風のように生きて、そして44歳の若さでこの世を去られました。
その人生は憧れであり、でも私、いや現実を生きる多くの私達にはできない人生でもあります。

写真家であると同時に、この本のような短いエッセイも少し残されていますが、全てを一気に読んでしまうのがもったいなくて、私は時々開いて少しづつ読むようにしています。
星野さんのエッセイは、少々心が草臥れた時にそっと読むとほんとに癒され、心がすーっと綺麗になるような気がします。

表題になった「旅をする木」は、この本の中に収められた数ページのエッセイですが、1960年にアラスカの海岸に核爆発で実験的な港を造ろうとする政府原子力委員会の計画(プロジェクト・チェリオット)に対して、大学の研究者としての職を失うことと引きかえに反対運動に身を投じ、そしてアラスカの自然を救った、ビル・プルーイットについての話で、彼の著書「Animals of North」の第1章に、早春のある日に1羽の鳥についばまれたトウヒの種子が、川沿いの森に落ちて育ち、やがて雪解けの洪水で川に流され、極北の海へと運ばれ、様々な生き物に利用されながら、最後は原野の薪ストーブの中で燃え尽きるという、トウヒの旅が記されています。
もちろん、この話だけでなく、全部で30余話収められている短いエッセイすべてが珠玉です。


[1] 壬生義士伝 Name:ひで HOME 2007/06/22(金) 21:18 [ RES ]
最初に何を書こうか迷いましたが、先ずは泣けた本から・・
浅田次郎は私のとても好きな作家で、氏の小説は直木賞を受賞した「鉄道員(ぽっぽや)」を始め、「プリズンホテル」、「蒼穹の昴」、「天国への100マイル」、「霧笛荘夜話」、「姫椿」、「輪違屋糸里」・・・・ほとんど読んでいます。

その中から、「壬生義士伝」
泣かせ屋の異名を取る氏ですが、この本は凄いです。

南部藩を脱藩し新撰組隊士となった吉村貫一郎が、命を賭けて愛し、守ろうとした息子や娘、そして妻
でも、幕末の貧困で動乱の時代は、皆をあまりにも切ない舞台へと誘います。

私は、この本を読んだ時は単身赴任の身だったのですが、夜一人の部屋でこの本を読んで不覚にも泣いてしまいました。
まだ読まれてない方は是非、ほんとにお奨めです。




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